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zoom RSS 幸せになるその方法3

<<   作成日時 : 2008/09/03 16:48   >>

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 心と身体の性別が不一致である苦しみ、あるいは性同一性障害全般については、私も十冊以上書きましたので、詳しくはそちらをどうぞ。私としてはこれ以外の人生を知らないので、生まれつき心身の性が一致している人の暮らしは想像しかできないのですが、多くの人々は私たちの生活については、想像すらできないのではないかと思われます。
 家族、友人、職場の人々との不和、恋愛の悩み、学業や仕事の問題、病気やケガなどのような、一般的な悩みは私たちもあります。しかしその上に、性同一性障害に関連する数十、数百のわずらいがあるのです。治療や手術も避けて通れないので、虚弱な私は命の危険も感じました。
(けれども今考えてみれば、子どもの頃から二十五歳まで、その手術を受けること、それから本を書く人になること、この二つの望みを叶えるために一日も努力を怠らずに来られたことは、充実した素晴らしい半生だと思えます。)
 そしてとうとう最後の手術(数年のカウンセリング、数年のホルモン投与、乳房切除、子宮卵巣摘出のちのペニスと睾丸の形成)を終えたあくる朝の私ほど、幸せな人間はありませんでした。
 親は一応納得させてはいたのですが、もちろん悲しんでいました。数百万円の借金もありました。順調に回復するかどうかもわかりませんでした。戸籍上の性別は、その時点では変更できなかったために、正式就職、部屋の賃貸、結婚、気軽に医者にいくことや海外渡航その他、困難が伴ったり不可能だったりしました(法的な性別変更は、この手術のち実に十五年経ってからできた法律で、変えることができました。この法律制定についても、多くの仲間たちにくっついて、私も多少関与しました)。
 とは言え長年の夢が叶ったのです。借りたものであっても金も間に合わせることができました。全ての治療はアメリカで行ったのですが、日本の友人たちが看護のために付いてきてくれましたし、アメリカの友人たちもいつも惜しみなく力を貸してくれました。
 何百、何千の人のおかげで、その瞬間の私があったのです。
 本当に私は幸せでした。麻酔が残るモーローとした目で、窓辺に射す陽の光を見ていただけで、もう何もいらないと思いました。この世はこのまま、あるがままで良い、善いのだ、と思いました。ここに辿り着くまでに力になってくれた人々一人一人のために祈りました。みんながいて自分がいるのだと、キレイゴトではなく本当に感じました・・・・・・。

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